首都東京の近くに位置し、輸出入で出入りするコンテナ船や週末には意外にも豊かな魚群を目当てに釣り客も訪れる東京湾!
しかし、その近くには水深500m以上の東京湾海底谷という峡谷のような場所があり希少種の宝庫であることはあまり知られていません。
今回はそんな東京湾海底谷の
【東京海底谷の場所を地図で確認!珍種のサメやマリンスノーって?】
についてまとめてみたいと思います!
東京海底谷の場所を地図で確認!
一般的に水深が浅く、江戸前寿司の素材となるサヨリやヒラメなんかも獲れる東京湾!
しかし、急激に深くなっており海底谷になっている箇所は
東京海底谷(とうきょうかいていこく)と呼ばれており
その気になる場所は
画像のように(黄色〇印)
で浦賀水道近辺に広がっており、このあたりは日の光も届かない場所になります。
長さ40kmに及ぶ峡谷になっておりまだまだ調査は始まったばかりなんです。
普通の海域には生息しないような生き物が多数活動しており、関東から近いにもかかわらず最近まではあまり注目されていなかったんですが
ロマン溢れる秘境として最近その知名度が上がってきています!
東京海底谷の珍種サメ!
水深がかなり深いんですが、都内から東京湾に流れ込んだ有機物が沈殿している影響で深海にもかかわらず栄養が豊富という世界的に見ても珍しい環境の東京海底谷!
そのせいで生物の進化も変わっており特にサメは30種類を超えるほどおり
珍種としてこちらのメガマウス が千葉県で発見されたり
画像はコチラ↓
メガマウス はクジラ並みの5mと超える大きさで、世界でもまだほとんど見つかっていない種類でそれが大都市東京のすぐ近くの海にいるんですね!
そして、もう一種類がゴブリンシャーク!
奇抜な形をしているんですがこちらのサメは行きた化石のように
一億年ほど前に出現して以来、ほとんど姿を変えていないだろう
と推測されていて、世界で発見例はわずかに10例ほどと超貴重なサメなんですね!
ゴブリンシャークの動画はコチラ↓
判明しているだけでも、数種類のサメが存在しています。
サメに限らず、この先もっともっと東京海底谷で珍しい種類が出てくるのは間違いないでしょう!
東京海底谷のマリンスノーって?
人の住んでるエリアからほど近いにもかかわらず深海魚の楽園になっている東京海底谷!
その理由は栄養な豊富な海ということがあるんです。
この絶え間なく大量に降り注ぐ植物性、動物性のプランクトンの死骸など有機物は
マリンスノーと呼ばれており
画像のような雪のようなものが浮遊しており、この存在が古代からの希少種を育てており知れば知るほど面白い場所ですね!
まとめとして
TVなどでも取り上げられ紹介されることが多くなってきた東京海底谷!
今後どんどん謎が解けていくことを期待します。